Olivierは今も、そしてこれからも道化師だ。彼は、人生とマジックを陽気に過ごしている。最初の準決勝をマリガンでスタートする前に、サッカーのフランスリーグの結果をチェックしてしまうほどに。
他方で、Olivierは何度もこの席に付いており、これは彼の20回目のGPトップ8だ。Paul Cheonは4回目だ。

Game 1
Cheonは《祖先の幻視/Ancestral Vision(TSP)》からスタート。待機カウンターを乗せるのに、準々決勝の対戦相手だったDavid Bessoが、"1ターン目の《祖先の幻視/Ancestral Vision(TSP)》用に"、と渡した青いダイスを使った。
Olivierは、《熟考漂い/Mulldrifter(LRW)》想起からスタートし、《熟考漂い/Mulldrifter(LRW)》に《その場しのぎの人形/Makeshift Mannequin(LRW)》を。
しかし、Gheonは彼の試みを黙認する気にはならず、拒絶の《謎めいた命令/Cryptic Command(LRW)》。


《ヴェズーヴァの多相の戦士/Vesuvan Shapeshifter(TSP)》が《裂け目翼の雲間を泳ぐもの/Riftwing Cloudskate(TSP)》をコピーしてバウンス、数ターン展開を遅らせた。
そして、Cheonの《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant(FUT)》でまたOlivierのハンドへ。とても忙しい《裂け目翼の雲間を泳ぐもの/Riftwing Cloudskate(TSP)》はまた出てきて、今度はCheonの空の貯蓄ランドを戻すことになった。

《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant(FUT)》が現れ、Olivierの新しい《時代寄生機/Epochrasite(FUT)》をバウンス、古い方の《裂け目翼の雲間を泳ぐもの/Riftwing Cloudskate(TSP)》と相打ち、Olivierが新しい《裂け目翼の雲間を泳ぐもの/Riftwing Cloudskate(TSP)》と古い《時代寄生機/Epochrasite(FUT)》を抱えているのを墓地から見つめている。
それからまた、Cheonは《裂け目翼の雲間を泳ぐもの/Riftwing Cloudskate(TSP)》のコピーとなった《ヴェズーヴァの多相の戦士/Vesuvan Shapeshifter(TSP)》で《時代寄生機/Epochrasite(FUT)》をハンドへ返した。

君たちはまだついてこられれている?よし、Olivierが新たな前進を:彼は、Cheonの《ヴェズーヴァの多相の戦士/Vesuvan Shapeshifter(TSP)》を《ロノムの口/Mouth of Ronom(CSP)》で葬り、《裂け目翼の雲間を泳ぐもの/Riftwing Cloudskate(TSP)》と《フェアリーの集会場/Faerie Conclave(10E)》で攻撃した。
Cheonのライフは14に。だがしかし、さらなる《ヴェズーヴァの多相の戦士/Vesuvan Shapeshifter(TSP)》が《裂け目翼の雲間を泳ぐもの/Riftwing Cloudskate(TSP)》をバウンスだ!

まさにデジャビュ。

Cheonはマナを残して《ヴェズーヴァの多相の戦士/Vesuvan Shapeshifter(TSP)》を召喚できず、Olivierの《滅び/Damnation(PLC)》が一掃。Cheonの《ルーンのほつれ/Rune Snag(CSP)》は、もう1体の《裂け目翼の雲間を泳ぐもの/Riftwing Cloudskate(TSP)》の召喚を拒んだが、《熟考漂い/Mulldrifter(LRW)》が2枚のカードをもたらした。
ゲームは、両プレイヤーが9枚のランドを抱えるところまで進んでおり、Cheonは組立作業員を量産し始めた。

Olivierは、デッキ名を形成しているカード -《その場しのぎの人形/Makeshift Mannequin(LRW)》- を使い、《裂け目翼の雲間を泳ぐもの/Riftwing Cloudskate(TSP)》を場に戻して、Cheonの貯蓄ランドをバウンス。
Cheonは、《神の怒り/Wrath of God(10E)》をプレイ。両プレイヤーのターンを稼ぐだけに終わり、彼らはゲームに勝つため、十分なバックアップのもと完璧なハンドを整える必要がある。

2枚の《フェアリーの集会場/Faerie Conclave(10E)》が、Cheonのライフを9に。Olivierが《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant(FUT)》をプレイすると、Cheonは《ルーンのほつれ/Rune Snag(CSP)》。
Olivierが《熟考漂い/Mulldrifter(LRW)》をプレイすると、Cheonは《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant(FUT)》。Olivierがまた《熟考漂い/Mulldrifter(LRW)》をプレイ、Cheonは《ヴェズーヴァの多相の戦士/Vesuvan Shapeshifter(TSP)》で《熟考漂い/Mulldrifter(LRW)》をコピーした。

しかし、本当に何も起こらなかった。確かに、Cheonは《ファイレクシアの鉄足/Phyrexian Ironfoot(CSP)》を加えたが、Olivierは《滅び/Damnation(PLC)》を放ち振り出しに。
世界は終わりのないやりとりを続け、このフューチャーマッチも続く。Olivierは《時代寄生機/Epochrasite(FUT)》と《影魔道士の浸透者/Shadowmage Infiltrator(TSB)》で主導権を得た。
《忘却の輪/Oblivion Ring(LRW)》がやっかいな《時代寄生機/Epochrasite(FUT)》を捕獲。

Olivierは、2枚の《フェアリーの集会場/Faerie Conclave(10E)》と《影魔道士の浸透者/Shadowmage Infiltrator(TSB)》でアタックし、今彼は弱点を匂わせている。
Cheonは最後まで解答を得られず、ライフ3までを落とし、頭を抱えながら負けを認めた。

Paul Cheon 0 - 1 Olivier Ruel

Cheon
+2《永劫の年代史家/Aeon Chronicler(PLC)》
 1《ザルファーの魔道士、テフェリー/Teferi, Mage of Zhalfir(TSP)》
 3《妖精の計略/Faerie Trickery(LRW)》
−3《忘却の輪/Oblivion Ring(LRW)》
 3《神の怒り/Wrath of God(10E)》

Olivier
+2《名も無き転置/Nameless Inversion(LRW)》
 3《真髄の針/Pithing Needle(10E)》
 4《思考囲い/Thoughtseize(LRW)》
−1《滅び/Damnation(PLC)》
 1《無残な収穫/Grim Harvest(CSP)》
 2《不敬の命令/Profane Command(LRW)》
 2《ファイレクシアの鉄足/Phyrexian Ironfoot(CSP)》
 3《時代寄生機/Epochrasite(FUT)》

Game 2
《ルーンのほつれ/Rune Snag(CSP)》、《ヴェズーヴァの多相の戦士/Vesuvan Shapeshifter(TSP)》、《謎めいた命令/Cryptic Command(LRW)》、《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant(FUT)》、《ファイレクシアの鉄足/Phyrexian Ironfoot(CSP)》、《雨雲の迷路/Nimbus Maze(FUT)》。
君たちはフューチャーマッチがこれらのリストで始まる時、何を意味してるかわかるかな?そう、《思考囲い/Thoughtseize(LRW)》だ。Olivierが《ルーンのほつれ/Rune Snag(CSP)》を落としてから、2人のプレイヤーは急速なペースのゲームへ。Cheonが《ファイレクシアの鉄足/Phyrexian Ironfoot(CSP)》、《ヴェズーヴァの多相の戦士/Vesuvan Shapeshifter(TSP)》、《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant(FUT)》と続ける一方で、Olivierは《裂け目翼の雲間を泳ぐもの/Riftwing Cloudskate(TSP)》、《名も無き転置/Nameless Inversion(LRW)》、2枚の《叫び大口/Shriekmaw(LRW)》、そして《ザルファーの魔道士、テフェリー/Teferi, Mage of Zhalfir(TSP)》に対する《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant(FUT)》で応えた。

Cheonは、Olivierの好まない《塩水の精霊/Brine Elemental(TSP)》を裏向きでプレイ。フランス人は《その場しのぎの人形/Makeshift Mannequin(LRW)》からの《叫び大口/Shriekmaw(LRW)》で変異を破壊。
しかし、Cheonは。《叫び大口/Shriekmaw(LRW)》のコピーとして《ヴェズーヴァの多相の戦士/Vesuvan Shapeshifter(TSP)》を召喚。場に出た時の効果で《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant(FUT)》を破壊し、マネキンカウンターによりオリジナルの《叫び大口/Shriekmaw(LRW)》はゲームから去ることに。

全ての行動が解決され、互いの《ファイレクシアの鉄足/Phyrexian Ironfoot(CSP)》が睨み合う。しかし、度重なるアタックによりOlivierのライフは6まで落ちている。
Cheonは、Olivierの2体目の《ファイレクシアの鉄足/Phyrexian Ironfoot(CSP)》をカウンターするのに《謎めいた命令/Cryptic Command(LRW)》を使用、フランス人は残っていたマナで《熟考漂い/Mulldrifter(LRW)》を想起でプレイ。
Cheonは事を急ぎ、《永劫の年代史家/Aeon Chronicler(PLC)》を待機1で送り出す。

次のターン、彼はOlivierのライフトータルに等しい怪物を呼び出し、Olivierは2体の《ファイレクシアの鉄足/Phyrexian Ironfoot(CSP)》を互いにバウンスすることを選択(?)。
《永劫の年代史家/Aeon Chronicler(PLC)》がOliverのライフを1に。Olivierは《その場しのぎの人形/Makeshift Mannequin(LRW)》を試みるが、《謎めいた命令/Cryptic Command(LRW)》が飛んでくる。《裂け目翼の雲間を泳ぐもの/Riftwing Cloudskate(TSP)》の試みも《ルーンのほつれ/Rune Snag(CSP)》にはじかれ、Oliverは抵抗をやめた。

Paul Cheon 1 - 1 Olivier Ruel

Game 3
"Oli、急いで急いで"、と横からAmiel Tenenbaumが声をかける。彼はすでに準決勝を勝利し、決勝でのフランス人対決を待ち望んでいるようだ。
しかし、まずOlivier RuelはPaul Cheonという障害に打ち勝たなければならない。

Olivierは、彼の愛する《裂け目翼の雲間を泳ぐもの/Riftwing Cloudskate(TSP)》の待機からスタート。Cheonは、Olivierの《ファイレクシアの鉄足/Phyrexian Ironfoot(CSP)》に《ルーンのほつれ/Rune Snag(CSP)》を放ち、自分だけ《ファイレクシアの鉄足/Phyrexian Ironfoot(CSP)》のプレイを成就させた。
少なくとも、最初の4ターンはPaul Cheonが主導権を握り、《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant(FUT)》がOlivierの《裂け目翼の雲間を泳ぐもの/Riftwing Cloudskate(TSP)》をケアした。
しかしながら、マジックは移り気なもので、Olivierは黒き《神の怒り/Wrath of God(10E)》でCheonの軍勢を一蹴。

Cheonは《ヴェズーヴァの多相の戦士/Vesuvan Shapeshifter(TSP)》を変異でプレイ。新たなバウンス祭りが始まり、Olivierの《裂け目翼の雲間を泳ぐもの/Riftwing Cloudskate(TSP)》が変異をハンドに戻す。
《熟考漂い/Mulldrifter(LRW)》をもって、フランス人はハンドを増やした。ライフは16(Cheon)と17(Olivier)だ。

青いカードに囲まれた中で、1枚の黒いカードがレッドゾーンに送られた。《思考囲い/Thoughtseize(LRW)》がハンドを明かし、《永劫の年代史家/Aeon Chronicler(PLC)》、《塩水の精霊/Brine Elemental(TSP)》、《ヴェズーヴァの多相の戦士/Vesuvan Shapeshifter(TSP)》の中から《永劫の年代史家/Aeon Chronicler(PLC)》が抜かれた。
"面白いでしょ"、とOlivierはつぶやき、《ザルファーの魔道士、テフェリー/Teferi, Mage of Zhalfir(TSP)》を葬るために《叫び大口/Shriekmaw(LRW)》をプレイ。
アメリカ人は、魔道士の瞬速能力を使って《ヴェズーヴァの多相の戦士/Vesuvan Shapeshifter(TSP)》を呼び出し、《叫び大口/Shriekmaw(LRW)》をコピーしてOlivierの《裂け目翼の雲間を泳ぐもの/Riftwing Cloudskate(TSP)》を破壊した。
《妖精の計略/Faerie Trickery(LRW)》をもって、Cheonは彼の計画の邪魔をする2体目の《裂け目翼の雲間を泳ぐもの/Riftwing Cloudskate(TSP)》をはじいた。

両プレイヤーがボードを見つめ、メンタルマジックをプレイする中で、"いい試合だね!"、とOlivier Ruelが主張。
心の中では、彼らはたぶんスローモーションの世界で、剣を持って、本当に静かな音楽の中で戦っているのだろう:実際、この2つのデッキは、少しずつ溜まっていくタンクに類似していて、互いに取り囲み、最終的に何ももたらさない砂漠の砂を深く深く掘っていくようなものだ。

Olivierは少しでも掘り進めようとし、《裂け目翼の雲間を泳ぐもの/Riftwing Cloudskate(TSP)》に《その場しのぎの人形/Makeshift Mannequin(LRW)》をプレイ、3つカウンターの乗った貯蓄ランドをバウンスした。
アタック!これでCheonのライフは9まで落ちた。彼がハンドに《塩水の精霊/Brine Elemental(TSP)》を抱えていることは誰もが知っているが、いつ、どこでそれを使うかははっきりとしていない。

《ロノムの口/Mouth of Ronom(CSP)》が、Cheonの《ヴェズーヴァの多相の戦士/Vesuvan Shapeshifter(TSP)》を葬ったが、一方で《ファイレクシアの鉄足/Phyrexian Ironfoot(CSP)》がOlivierのライフをたった4に。
Cheonは、Olivierが彼の次のターンをパスした時、3分以上考えていた。プレイヤー、観客、そしてマジックの神さえも疲れていたが、ゲームはまだ終わらない。
Cheonはできるだけ早く終わらせたく -決勝前の夕食の約束は魅力的だ- 、《ザルファーの魔道士、テフェリー/Teferi, Mage of Zhalfir(TSP)》をプレイ。現在の青の王様にスタックして、Olivierは《熟考漂い/Mulldrifter(LRW)》に《その場しのぎの人形/Makeshift Mannequin(LRW)》をプレイするが、ザルファーの魔道士は止められず。

最終的に、Cheonはボードに《塩水の精霊/Brine Elemental(TSP)》を加えた。Olivierはブロックと《叫び大口/Shriekmaw(LRW)》でライフを1残す。Cheonは7だ。
Olivierは邪魔されずにアタック、Cheonのライフを3に。彼は、次のターンにCheonを倒すために、《裂け目翼の雲間を泳ぐもの/Riftwing Cloudskate(TSP)》と2枚の《フェアリーの集会場/Faerie Conclave(10E)》を抱えている -もしアメリカ人が何も隠していなければだが。

"僕は計算中だよ"、とCheon:《ヴェズーヴァの多相の戦士/Vesuvan Shapeshifter(TSP)》、《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant(FUT)》…そんなに多くないね。Cheonはアンタップし、ライブラリーのトップをドロー、拳をつきあげ叫んだ。これは彼が必要としていたものなのか?そうだ!《ヴェズーヴァの多相の戦士/Vesuvan Shapeshifter(TSP)》が《裂け目翼の雲間を泳ぐもの/Riftwing Cloudskate(TSP)》をコピー、
《フェアリーの集会場/Faerie Conclave(10E)》をバウンスし、Paul CheonにGPクラクフの決勝の切符を与えた。

Paul Cheon 2 - 1 Olivier Ruel

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