http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/gpla09/welcome#3


"僕はこのデッキが好きだよ"とMat Marrは準々決勝の席でHendrixの親和のリストを見渡しながら彼の対戦相手に言った。
"僕が好成績を収めた最初のデッキだからね"。


Carlはシャッフルするため彼のデッキを手に取りながらうなずいた。"うん、僕も2005年に成功を収めた最初のデッキがこれさ"。


ダイスロールに勝った後、Mat Marrはデッキから寵愛を得られず初手と2度目のハンドを戻し5枚に。
攻撃的であろうと心がけるCarl Hendrixに反して、Marrは傷心状態だ。彼はHendrixの《金属ガエル/Frogmite(MRD)》、《電結の荒廃者/Arcbound Ravager(DST)》、そして《マイアの処罰者/Myr Enforcer(MRD)》をうまく操る余裕はないみたいだ。


《バネ葉の太鼓/Springleaf Drum(LRW)》と《羽ばたき飛行機械/Ornithopter(10E)》がCarl Hendrixの初動で、彼の対戦相手は脅えながら2枚目の土地を置こうとして《島/Island》の上に、プレイするつもりの《変わり谷/Mutavault(MOR)》の代わりに《呪文嵌め/Spell Snare(DIS)》を公開してしまった。
Marrは自分のプレイを叱責し、その後カードを拾い上げて、彼は本物の土地を置いた。



Matにとって不運なことに、Hendrixは《呪文嵌め/Spell Snare(DIS)》によってカウンターされる2マナのカードではなく《エーテリウムの達人/Master of Etherium(ALA)》を持っていた。
Marrは何もできず"この試合は基本的には終わってるね"とぼやいた。
次のターン、Matは土地を置けず。Carlは《物読み/Thoughtcast(MRD)》から《電結の働き手/Arcbound Worker(DST)》、《マイアの処罰者/Myr Enforcer(MRD)》と爆発。
Matは2ターンの間土地を置けず、Carlが総攻撃を仕掛けると《変わり谷/Mutavault(MOR)》を使ってのチャンプブロックを強要させられた。
Hendrixは彼の《エーテリウムの達人/Master of Etherium(ALA)》を対象に取った《致命的な激情/Fatal Frenzy(PLC)》を使い致死量をもって対戦相手を踏み潰した。



Carl Hendrix 1, Mat Marr 0



10分経たないうちに試合を終わらせた大戦相手の辛辣なスタートの後、"この週末僕がプレイした中で間違いなく最速の試合だったよ"とMatはこぼした。


Marrは最初のターンに《溢れかえる岸辺/Flooded Strand(ONS)》をセット、対戦相手が《囁きの大霊堂/Vault of Whispers(MRD)》、《羽ばたき飛行機械/Ornithopter(10E)》、そして《電結の働き手/Arcbound Worker(DST)》と公開するのを見ることに。
Matの《溢れかえる岸辺/Flooded Strand(ONS)》は《蒸気孔/Steam Vents(GPT)》を導き、彼は第2ターン中苦悩することに。結局彼は"これは間違ってると思うけど僕にはわからないや"と言いながら《古えの遺恨/Ancient Grudge(TSP)》を対戦相手の土地破壊に使うことに決めた。


Carlはそのプレイが彼の計画にインパクトを与えるかどうか意向は示さなかったが、嬉しそうに試合についておしゃべりし、トップ8におけるナーバスな気持ちは払拭したようだ。
Marrは《繁殖池/Breeding Pool(DIS)》を使い《古えの遺恨/Ancient Grudge(TSP)》のフラッシュバックで2枚目のアーティファクトランドを破壊し土地破壊を継続。
2枚目の《古えの遺恨/Ancient Grudge(TSP)》によってCarlのボードから3枚目の土地を破壊した時、彼は少し黙り込んだ。
MatはCarlの《羽ばたき飛行機械/Ornithopter(10E)》を破壊すべくX=0の《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives(5DN)》をプレイ、Hendrixの次のアタックでMatは安全圏の14に。


1ターン後、0マナクリーチャーを《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives(5DN)》で破壊し、Matは《アカデミーの廃墟/Academy Ruins(TSP)》をセット。彼は望む時いつでも《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives(5DN)》をライブラリーに戻し世界を壊しつくせることに。
《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus(DST)》をセットするのみにとどまり、Carl Hendrixは登りきるにはあまりに長き坂に立たされる。
Matが対戦相手の《彩色の星/Chromatic Star(TSP)》と《電結の働き手/Arcbound Worker(DST)》、1マナのパーマネントを破壊すべく《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives(5DN)》を戻した時、Carlは失望し苦しそうだ。


《エレンドラ谷の大魔導師/Glen Elendra Archmage(EVE)》がボードに加わり、《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BOK)》をまとって攻撃的に前進していく。
Carlは1ターンに2マナを出すべく3枚目のアーティファクトランドを発見、《古えの遺恨/Ancient Grudge(TSP)》のフラッシュバックによって土地が割られる前に《金属ガエル/Frogmite(MRD)》を召喚するがこれはカウンターされる。
《エレンドラ谷の大魔導師/Glen Elendra Archmage(EVE)》が3ターンの間邪魔されることなくレッドゾーンに送られ、《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BOK)》の上には十分な数のカウンターが。
Carlはフライヤーの行く手を遮ることはできず、《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BOK)》のパンプによる次のアタックをもって3本目に向かうべく投了。


Carl Hendrix 1, Mat Marr 1


3ゲーム目、Carlは早期の《バネ葉の太鼓/Springleaf Drum(LRW)》と《金属ガエル/Frogmite(MRD)》からスタートを切る。
Matの初動は《祖先の幻視/Ancestral Vision(TSP)》の待機だが、2ターン目まで何もできず。
これによって彼は1マナしか残せず、Carlは3マナに至り《エーテリウムの達人/Master of Etherium(ALA)》をプレイ、この青の怪物をカウンターできない。
Hendrixは《バネ葉の太鼓/Springleaf Drum(LRW)》により"0マナで"《電結の働き手/Arcbound Worker(DST)》をプレイ。
このターンはMatがトップ8に残るためには大きなねじれであり、彼ははっきりと肩を落としている。


彼は《溢れかえる岸辺/Flooded Strand(ONS)》から《蒸気孔/Steam Vents(GPT)》をフェッチ、16に。
もし彼が《古えの遺恨/Ancient Grudge(TSP)》を持っていれば、彼はCarlの《金属ガエル/Frogmite(MRD)》、《電結の働き手/Arcbound Worker(DST)》、そしてアーティファクトランドの中に隠れている《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus(DST)》による4点のダメージですむのでそこまで悪くはない。
いくつかの選択肢を考慮した後、Marrは《古えの遺恨/Ancient Grudge(TSP)》を公開し、メインフェイズにHendrixの《エーテリウムの達人/Master of Etherium(ALA)》を破壊した。
普通の状況下ではこのプレイは奇妙に思えるかもしれないが、彼はCarlがサイドインしたであろう《遅延/Delay(FUT)》をハンドに抱えていて、1ターン待てば《古えの遺恨/Ancient Grudge(TSP)》はカウンターされると読んだのだ。


Hendrixは4点殴ったが、次のターンのMatの《炎渦竜巻/Firespout(SHM)》によって彼のチームは壊滅。
対戦相手が呪文に赤マナしか使用していないのを見て、Carlは賢明に《電結の働き手/Arcbound Worker(DST)》からの+1/+1カウンターを乗せるべく《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus(DST)》をクリーチャー化した。
Carlの《頭蓋囲い/Cranial Plating(5DN)》は《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite(LRW)》によってカウンターされてしまい、それはテキサスの親和プレイヤーにとってよくないことである。
彼の対戦相手は《祖先の幻視/Ancestral Vision(TSP)》を解決し、まだ墓地には《古えの遺恨/Ancient Grudge(TSP)》が眠っている。


すぐにMatのボードは3体の《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite(LRW)》で埋まり、対戦相手のライフを狙って前進し始めた。
ライブラリートップに助けを求めるが、Carl Hendrixのがちょうは全て調理されてしまったようだ。
《変わり谷/Mutavault(MOR)》がMarrの軍勢に加わり、手札を潤すべく《知識の渇望/Thirst for Knowledge(MRD)》を解決。
Carlは《電結の荒廃者/Arcbound Ravager(DST)》を召喚できたがMarrは《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant(FUT)》を公開し1/1をバウンス、致死量には十分だった。



Matt Marr defeats Carl Hendrix 2-1.



続きはまた明日以降

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